サクラマスへの道(第2回)。山形市のクリークでサクラマス用のタックルを買いました。第1回『名手を訪ねて』の続きです。
はじめてのダブルハンド
ルアーかフライか
来年3月から始めるつもりのサクラマス釣り。とりあえずルアーにしようか迷ったんですが、結局、フライにしました。
クリークの遠藤さんの『せっかくこれまでやってきたんだから』との一言が背中を押してくれたんです。
難しいことは重々承知です。中には10年やっても釣れないという方がいるみたいなんで。
サクラマス用のフライタックル
フライでサクラマスを狙う場合、ロッドは8番前後のダブルハンド(ツーハンド)、ラインはシューティングというのが一般的なようです。
同じフライフィッシングとはいえ、私がこれまでやってきた渓流のそれとは全くといっていいほど違います。
SAGEのツーハンド
一日悩んで買ったのがこれ。山形のフィールドで最大公約数的に使えるものをということで選んでもらいました。
SAGE ACCEL 8136-4。13フィート6インチの8番。
ピースです。エメラルドグリーンというより深緑かな。
ジェネレーション5というテクノロジーが採用されていて、かなり軽量にできています。アクションはミディアムファストだそう。
SAGEのロッドを買うのは初めてです。カミさんもたまにこのブログをみるので、値段はちょっと書けません。
生涯保証付きなので一生使うつもりです。
リールとライン
ついでにリールとラインも買いました。解禁まで3ヶ月を切っているので、悠長に品定めをしていられないんです。
ECHOのION 8/10。コスパを売りにしているようで、そんなに高くありません。
OPSTのコマンドヘッド(上)とコマンドティップ(下)。どちらとも両端にループがついています。
OPSTというのはスカジットキャストでスチールヘッドを狙う連中が立ち上げたブランドだそうで、コマンドヘッドとティップもそのようなスタイルに適したものになります。
コマンドヘッドはフローティングで、コマンドティップはシンキングです。これらをループトゥループで繋いでシンクティップにするわけです。コマンドティップにはRIFFLE(S2/S3)、RUN(S3/S4)、BUCKET(S5/S6)という3種類のシンクレートがあり、これらを状況によって使い分けます。いわゆるチェンジャブルティップというやつですね。
今回買ったタックル
ロッド | SAGE ACCEL 8136-4 13’6″ #8 |
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リール | ECHO ION 8/10 |
ランニングライン | AIRFLO RIDGE R / LINE – 30LB FLOAT |
シューティングヘッド | OPST Command Head 475gr 18′ |
シンクティップ | OPST Command Tip 168gr 12′ RIFFLE(S2/S3) | シンクティップ | OPST Command Tip 168gr 12′ RUN(S3/S4) |
コマンドヘッドは14種類のラインナップの中で一番重い475grです。168grのティップとあわせて643grなんで、このロッドにはちょっと重いかなとも思ったんですが、OPSTのチャートでも同じものを推奨していました。
一方、SAGEの国内代理店であるウォルトンのページを見てみると、ACCEL 8136-4 のskagitラインの推奨重量は525grとなっています。でも、これは多分RIOのskagitヘッドのみの重量なので、MOWなどのティップをあわせて考えると、OPSTの場合(643gr)と同じかそれよりも少し重いくらいのようです。
オーバーヘッドキャストの場合は、ラインの重さがもろにロッドにかかるので、ヘッドとティップの総重量というのが大事なんでしょうけど、スペイ系のキャストの場合はまた違うんでしょうね。
こういうマッチングというのは、素人にはなかなか難しいものです。クリークに来て大正解でした。
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