サクラマス解禁を前に、シューティングヘッドとティップを新調しました。
多層比重ライン
RIO InTouch Skagit Max GameChanger
サクラマスと鮭のフライフィッシングで使っている13フィート6インチ、8番のツーハンドロッド(SAGE ACCEL 8136-4)用に、クリークでこんなラインを買ってみました。
RIOのSkagit Max GameChanger(F/H/I、550gr)。23ftのスカジットヘッドです。
FはFloat、HはHover、IはIntermediate。手前がフローティングで、先に向かって段階的にシンクレートが上がり、沈みやすくなります。
このようなライン構造をRIOではMulti Density(多層比重)と呼んでいます。
F/H/Iの他には、F/H/I/S3とF/I/S3/S5があり、それぞれに350~725grまでの14サイズがあるので、Skagit Max GameChangerのラインナップは全部で42種類。
いくら名の知れたメーカーとは言え、1商品に、これだけのラインナップを用意しようというのは凄いですね。
色分けされているので、方向を間違えることもありません。
RIO InTouch 3D MOW Tips
ついでにティップも買いそろえました。
InTouch 3D MOW TipsのMediumです。左からI/S3/S4、S3/S4/S5、S5/S6/S7。
なにが3Dかというと、これもMulti Densityなんですね。
例えば、Skagit Max GameChangerのF/H/Iと3D MOW TipのS3/S4/S5を併せて使うと、F/H/I/S3/S4/S5と5段階にもなります。
Multi Density(多層比重)のメリット
冗長なRIOによる説明書きを要約すると、Multi Density(多層比重)のメリットはターンオーバーしやすくなることなんだと思います。
『流れをつかみやすくなり、スイングが安定する。』『ラインの垂れ下がりが軽減され、ロッドの穂先からフライまでが、より直線的になる。』などのメリットも考えられるでしょうが、情報が少なく、実際に使ってみないと何とも言えません。
OPST Commando Grooveとの比較
似たようなスカジットラインにOPSTのCommando Grooveがあります。以前紹介したCommando HeadがDual Densityになったものです。
SAGE ACCEL 8136-4(13’6″、#8のツーハンドロッド)で使うことを想定し、Commando Grooveの中で最も重い465grに、COMMANDO TIPの168grを繋いだものと、今回購入したSkagit Max GameChanger(550gr F/H/I)に、3D MOW Tipのmediumを繋いだものを比べてみると。
Skagit Max GameChangerの方が少し長くて重いです。
※Skagit Max GameChangerと3D MOW Tipの各セクションの長さは大雑把な実測値です。(全長しかデータがありませんでした。)
重さについて
OPSTでは、Commando GrooveはCommand Headより、25gr軽いものを選ぶよう推奨しているので、本当は450grを選ぶべきなんでしょうけど、RIOがSAGE ACCEL 8136-4用に推奨しているskagit headの重量が525~575grなので、このロッドには、ちょっと軽すぎる気がします。
長さについて
今時、13’6″のロッドというのはロングロッドの部類に入るようで、RIOの基準(※)だと、この長さのロッドに適合するスカジットヘッドは最低でも23ftということになり、最長で18ftのOPSTのCommando HeadやCommando Grooveは、短すぎるということになります。
※ロッド長が12’以下ならSkagit Max Short(20ft)、12’~13.6’(?)ならSkagit Max(23~25ft)というような具合。
ツーハンドは・・・
そんな訳で、OPSTではなく、RIOのラインを買ってみた次第です。今シーズン使ってみて、具合が良いようなら、F/H/I/S3とF/I/S3/S5も買い足してみようと思います。
本当は何本もラインを買って、投げ比べてみたいんだけど、釣り予算の都合上、かなり候補を絞り込んでから買わざるを得ません。
それにしても、ツーハンドは金がかかるなぁ。
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