猛暑続きの山形県。涼を求めに来てみました。
山形県上山市
蔵王坊平国設野営場
コロナ禍で、小学校からは友達と遊ぶときは外でとのお達し。なのに、ニュースでは猛暑なので外出は控えろ。
夏休み真っ最中のはずの娘がちょっと可哀想なので、またまた、キャンプに来てみました。
場所は上山市の蔵王坊平国設野営場。テントレスの焚き火デイキャンプです。
蔵王坊平国設野営場は蔵王国定公園の山形県側にあるキャンプ場で、標高が1000mと高く、夏でも涼しいのが特徴です。国有林内にあって、利用料金はリーズナブル。
受付
敷地に入ってすぐ、左側に野営場管理センター(受付)があります。
料金は、宿泊の場合は、高校生以上が350円/泊、小中学生が200円/泊、未就学児は無料。日帰りの場合は、高校生以上が60円、小中学生が40円、未就学児は無料。受付時間は午前8時から午後5時までです。
泊まりの場合はチェックアウトが午前10時で、これを過ぎると、別途、日帰り料金がかかります。
日帰りの場合は、午後5時までです。
レンタル品はありませんが、薪、炭は売っています。
マップ
受付でマップがもらえます。
キャンプサイトはファイヤーサークルを中心とした4区画に分かれています。すべて車乗り入れ可能のフリーサイトです。総面積が6.9haと、かなり広いです。
太い実線はクロスカントリーコースで、車は通行禁止。破線が道ですが、車では通れそうもない場所もあるので、注意が必要です。
キャンプサイト
始めに、キャンプ場の近くを流れる仙人沢(蔵王川の支流)を見てみたくて、どのあたりまで車で入っていけるのか、行ってみると。
キャンプ場から野鳥観察小屋へと続く橋が細くて渡れませんでした。バイクなら楽勝かと思いますが、通行可なのかどうかはわかりません。
この仙人沢。管理人さんの話だと、以前、子供会のハイキングで死亡事故があったそうで、子供連れでの散策はやめておいた方がいいとのこと。熊も出るらしいです。
今度、機会があったら釣りに来てみようと思います。
ちょっと引き返したところ(ファイヤーサークル1の近く)の様子。グループなのか、テントが密集しています。
傾斜に溝が掘ってあり、水が流れています。
ところどころにテーブルとベンチがあります。ピクニックでも楽しめそうですね。
キャンプ場を横切るクロスカントリーコース。時折、マッチョなお兄さんたちが走り抜けていきます。車の通行は禁止です。
ファイヤーサークル3周辺の様子。こちらは傾斜も少なく、広々としています。
炊事棟
炊事棟は全部で3か所あります。
ファイヤーサークル1と2の間の炊事棟。
調理台とカマドがあります。
ちょっと古いですが、普通の炊事棟ですね。
サニタリー
トイレ
キャンプ場中央にある広いトイレ。この他にはファイヤーサークル4の奥に1か所ありますが、常設ではないそうです。
サイトが広いので、あまり奥まったところにテントを張ると、夜のトイレが心配です。
コインシャワー
キャンプ場内にコインシャワーはありません。
近くに、昨年(2020年)に出来たばかりの、高原ゆというアスリート向けの温泉施設がありますが、山形の日帰り温泉にしては、料金は高めです(大人800円、中高生600円、小学生400円、未就学児無料)。管理棟にチラシがおいてありました。
焚き火デイキャンプ
ファイヤーサークル1の奥の方にテーブルとチェアをセットし、昼飯を作ります。
薪グリルの焚き火(※)で、パスタを茹でて、缶詰のミートソースを温めるだけなので簡単。
と高を括っていたんですが。
薪(太割)が燃えません。
昨年の中山町の河川敷でのデイキャンプではよく燃えていたんですが、どうやら、梅雨で湿気ってしまったようです。
子供がお腹を空かす中、予備に持っていた端材でなんとか、作り終えましたが。
火力が弱かったせいで、麺に腰がありません。
野外調理は楽しいけど、難しいです。
※直火は禁止です。
蔵王坊平国設野営場のまとめ
子供連れのファミリーよりも、年配の方やソロキャンプの方が多かったです。設備が簡素で、街灯も無いですし、ファミリーキャンプ(特に初心者)向けではなさそうです。
よかった点
- サイトが広い。
- 真夏でも涼しい。
- 車の乗り入れ可。
- 料金が格安。
いまいちな点
- 広さの割にトイレ、炊事場が少ない。
- レンタル品が無い。
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