ヤマメ狙いで本流を釣り上がっていると。
本流のヤマメ
ドライで
山形県内陸部某川本流の中流域にヤマメ狙いで入ってみました。
平日のせいか土日にあんなにいた鮎師もいないようです。
ドライフライで丁寧に探っていくとやっと一匹目が出ました。
投網師との遭遇
少し釣り上がったところで、瀬の中に入ってくるおじいさんを発見。
近くにさっきまで無かった車が見えたので、どうやら先回りされたようです。でも、なぜか竿が見えません。
距離をおいて観察していると、なにやら網みたいなものを持っているのが見え、次の瞬間、バシャバシャ走ってその網を川に投げつけるではありませんか。
鮎の投網漁というやつですね。投網じゃない網漁師は見たことがありますが、投網師に遭遇するのは初めてです。
先を越される
共通遊漁証をチラつかせながら、おじいさんに近づき、一言断ってから上流を目指します。
足早にポイントをすっ飛ばし、このくらいまでくれば大丈夫だろうと思って後ろを振り返ると、すぐそこにさっきのおじいさんが立っています。先行者優先のマナーもお構いなし。あっという間に追い越されてしまいました。
釣りなら遊漁証の提示を求めたいところですが、網漁のルールはよくわからないのでどうしようもありません。
それにしても、かなりの健脚。恐れ入りました。
ウエットで
先行者が投網師というのはたまったもんじゃないので、川が落ち着くまでの間、ウエットで釣り下ることにします。
リーダーはドライと同じ5Xで、ドロッパーは付けません。フライはピーコックハールで作ったボディーにハックルを軽く巻いただけの簡単なもの。
これをドライの釣り上がりだと狙いにくかった早瀬の石付近にダウンでしつこく流していると。
まあまあのヤマメがかかりました。ヤマメをウエットで釣るのは初めてです。
ドライじゃなかなか出てこないようなポイントにも結構潜んでいるもんですね。フッキングしなかったものも含めるとかなりアタリがあったし。
おじいさんのおかげで、いい勉強になりました。
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