マテリアルの染色
白いヘンネック
ヘンネックというものを初めて買ってみました。
色は白。小ぶりですが、その分安かったです。
ウエットフライのソフトハックルやスロートに使いたいんですが、ドライフライで使うコックハックルほど使うわけではないので、白を一枚買って、いろんな色に染めてみようという訳です。
染色方法は、佐藤成史さんの『フライフィッシング常識と裏ワザ』という本を参考にしてみます。
ローパスバチック
ヘアーズマスクやCDCの染色で使ったことのある、ビゲン(白髪染め)を使おうかとも思ったんですが、せっかくなので、『フライフィッシング常識と裏ワザ』で勧められていた染料を購入してみました。
SEIWAのローパスバチック。レザークラフト用の塩基性染料です。左から黒、茶、鼠、ベージュ。1本376円なので、白髪染めより大夫安いです。
基本、原液のまま使います。混色も自由です。水溶性なので、容器や筆は水洗いだけで綺麗になります。
ケープから抜き取ったハックル。
ストリーマーのフライボックスとして使っているパーツケースにローパスバチックとハックルを入れてみました。
左から黒、鼠、茶、黒1:茶2、黒1:茶1:鼠1。室温(15~20℃)で、24時間染めてみます。今回はベージュは使いませんでした。
24時間後、水洗いして乾燥したものです。並びは上の写真と同じです。
黒はホントに真っ黒です。
鼠はちょっと緑がかったグレー。ビゲンのダークグレーの方が自然かも。
茶は『フライフィッシング常識と裏ワザ』に書いてある通り、派手なレディッシュブラウン(赤茶)です。
黒1:茶2は黒が強いせいか、思ったほど茶色になりませんでした。私の持っている黒のコックネックに近い色です。
黒1:茶1:鼠1は、『フライフィッシング常識と裏ワザ』を参考に、ブルーダンを期待しましたが、こちらも黒が強すぎます。
何れにしろ、染色時間が長すぎたみたいなので、今度はもっと短めにしてみようと思います。
ナチュラルっぽい色が理想なんですが、やっぱりというか、当然というか、試行錯誤が必要なようです。
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