ヘアーズマスクを自分で染めてみました。
マテリアルの染色
ヘアーズマスク
クリークでヘアーズマスク(Hare’s Mask)を買ってきました。
ご覧のとおり、ウサギの顔です。毛を切り刻んでニンフのダビング材として使います。動物愛護団体が見たら、大騒ぎしそうなマテリアルですね。
MSCを巻くときは、既成品のイワイダビングやMSCダブを使っているんですが、年々品質が悪くなっている気がして、前から試してみたかったんです。
MSCというのは岩井渓一郎氏が考案した万能ニンフです。Mはmayfly(カゲロウ)、Sはstonefly(カワゲラ)、Cはcaddis(トビケラ)の略。MSCスペシャルだとテール(ゴールデンフェザントのウェッブやマラブー)が付きますが、付けなくとも十分釣れます。ビーズヘッドを付けてビーズヘッドMSCとすることが多いです。
染める
今回買ったヘアーズマスクはナチュラル、つまり全然染めていないものです。私が好んで使うのは焦げ茶色(ダークブラウン)のMSCなので、自分で染めてみることにしました。
マテリアルの染色にはダイロンという染料を使う人が多いようなんですが、塩、酢や熱湯を使ったりで大変そうだったので、ドラッグストアでこんなものを購入。
メンズビゲン・スピーディーII。2剤タイプの白髪染めです。カラーは『自然な褐色』にしておきました。
使い方は簡単。1剤と2剤を同量混ぜて、ウサギの顔に塗りたぐるだけ。
付属のミニコームの方が使いやすかったです。満遍なく塗ったら、10分位待ちます。
シャンプーでよく洗います。(娘のメリットシャンプーを拝借しました。)
十分にすすいだあと、乾かして終わりです。
染める前(上の写真)と比べると、だいぶ焦げ茶っぽくなりました。少し染め残しがありますが、焦げ茶一色よりは、自然な感じでいいと思います。
もっと手軽にするにはヘアマニキュアもありかと思います。2剤タイプに比べると、染色力もないし、使っているうちに色も抜けてくるんでしょうけど。でも、フライってそんなに長持ちしないですしね。
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