トリマーと60°V溝ビットで木製ラフフォームを作る

竹を削る型

ラフフォーム

トリマーで削った角材を貼り合わせ、ラフフォームなるものを作ってみました。

ラフフォームというのは、割った竹(スプリット)をカンナで大まかな正三角形に削るための型(かた)です。

ラフフォームの溝
溝の角度は90°と60°です。90°溝が面に対して、15°傾いているのが特徴。90°溝、60°溝の順に乗せて削ると、スプリットが正三角形に削れる仕組みです。

ギャリソン氏考案のオリジナルでは、90°ではなく87°なんですが、今回はトリマーの制約上、90°で妥協しました。

ラフフォーム
深さの違う2種類を作成。左が4.5mm、右が3mmです。

最初からプレーニングフォームを使うビルダーも少なくないようですが、高価な道具をいきなり傷つけてしまっては、凹むこと必至

前もって、このラフフォームで削っておいて、プレーニングフォームの負担を減らそうという魂胆です。

トリマーとビット

京セラのトリマーMTR-42
トリマーは京セラ(旧リョービ)のMTR-42をホームセンターでレンタルしました。

ビットはこれ。

ARDENの60度V溝ビットVB-60G
60°のV溝ビットです。

これ一本あれば、60°溝はもちろん、90°溝も削れます。

マキタやボッシュのトリマーで、オプションの傾斜ベースを使えば、ストレートビットだけで、87°もできるんでしょうけど、ラフフォームを作るというだけで、これらを揃える余裕はないです。

ちなみに、E-value(旧機種)と、ハイコーキ(旧日立工機)のトリマーだと、オプション無しで、角度調節ができるみたいです。

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