軽天材でヒートガンオーブンを作成中

コメリの軽天材(角スタッド)でバンブーロッドのヒートガンオーブンを作成中。

ヒートガンオーブンを作ろう(その3)

軽天材(角スタッド)で

軽天材(角スタッド)は住宅の壁の支柱に使う資材です。大きいホームセンターなら、大抵置いてあります。価格は2.5メートルで600円前後とリーズナブル。コメリならカットもしてもらえます(有料)。

とあるブログでヒートガンオーブンの材料に使っている方がいらっしゃったので、参考にさせていただきました。

横から見たオーブン
長さは150cm強。9フィートまでのツーピースに対応できるようにしました。

軽天材オーブン
4565と4045を入れ子に。ここは私のオリジナル?

後端
ブリキ板で作った後端のフタ。

ヒートガンで

ヒートガンとオーブン
ヒートガンは2,080円のAnestyのHG-01Y。温度計は647円のTM-902Cを2台。別売りの2Mのセンサーを買い足し、奥と手前の温度を同時に測定できるようにしました。

熱風が後端の隙間で折り返し、内側の軽天材の上に乗せたケーンに吹き付ける仕組みです。

プロショップで販売している商品や、海外のブログで紹介されている自作品でも、パイプを折り返している場合がほとんどです。一方向だと、焼きムラの原因になるからでしょうね。

激安中華ヒートガンAnesty HG-01Yを買う
通常3,180円のところ、タイムセールで2,080円でした。この値段で、アタッチメントが5種類もついています。

温度測定

開始温度
開始前の温度は、手前(右)が16.8℃ 奥(左)が17.3℃。ヒートガン(Anesty HG-01Y)の定格使用時間である20分間で、どこまで温度が上がるのかを見てみます。ヒートガンの設定は風量、温度ともMaxです。

7分30秒後の温度
7分半後。手前(右)が142.6℃ 奥(左)が141.9℃。意外にも、温度差は少ないです。

12分後の温度
12分後。手前(右)が154.6℃ 奥(左)が153.9℃。

20分後の温度
20分後。手前(右)が172.1℃ 奥(左)が165.8℃。ちょっと温度差が広がってしまいました。センサーが壁に触れたかな?

惜しくも定格使用時間内に目標の180℃まで上げることはできませんでした。

仮に、火入れ時間を10分とすると、定格使用時間(20分)以内で済ませるには、10分以内に180℃で安定させる必要があります。やっぱり、断熱材の使用は避けられそうにありません。

吹き出し口の温度
接触熱を拾うと温度が高くなるようです。焼きムラを防ぐため、オーブンを立てて、ケーンが周りに触れないよう、吊り下げたり、網を使ったりした方がいいかもしれません。

溶けたヒートガン
溶けてしまったヒートガン。やっぱり値段相応か。

647円の熱電対温度計TM-902C
ヒートガンオーブン用に、安すぎる熱電対温度計(Kタイプ)を買ってみました。

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