ダブルで回せばキンクしない

これでランニングラインがほとんどキンクしなくなりました。

キンクの軽減

シューティングヘッドでスペイ系のキャストを繰り返していると、ランニングラインに捻じれ（キンク,kink）が生じやすいことが知られています。

このキンクを解消しないまま、キャスティングを続けていると。

ランニングラインがこんがらがって、釣りどころじゃなくなります。

キンクを軽減する方法としてよく言われているのが次の３つです。

私の場合、1と2は焼け石に水で、あまり効果がありませんでした。3でキンクはかなり軽減されましたが、１時間くらいキャストしていると、次第に取れきれない撚れが溜まってしまいます。

ある時、フライを交換しようと、ラインを手繰り寄せていると、リーダーが捻じれているのに気が付きました。

『もしかして、フライが回転しているんでは？』

渓流でロングリーダーを使っていると、たまに起こるあの現象です。そういえば、フライを変えると不思議とキンクしにくくなることもありました。

リーダーのキンクの原因がフライの回転だとして、これを解消するには、フライとリーダーの間も回るようにすればよいはずです。

試しにリーダーとフライの接続部にスイベルを入れてみると。

ほとんどキンクしなくなりました。

でもなんだか、ますますルアーみたいになって、フライフィッシングから遠ざかっていくような気がします。

オーナー(OWNER)