ダブルで回せばキンクしない

これでランニングラインがほとんどキンクしなくなりました。

キンクの軽減

スペイスイベルを試す

シューティングヘッドでスペイ系のキャストを繰り返していると、ランニングラインに捻じれ(キンク,kink)が生じやすいことが知られています。

このキンクを解消しないまま、キャスティングを続けていると。

キンクしたランニングライン
ランニングラインがこんがらがって、釣りどころじゃなくなります。

キンク対策

キンクを軽減する方法としてよく言われているのが次の3つです。

  1. 時々、ロッドを持ってクルクル回す。
  2. 完全にキャストできる分しかランニングラインを出さない。
  3. スペイスイベルを使う。

私の場合、1と2は焼け石に水で、あまり効果がありませんでした。3でキンクはかなり軽減されましたが、1時間くらいキャストしていると、次第に取れきれない撚れが溜まってしまいます。

スペイスイベルを自作
電気代を考えてもコストは1個50円くらいかな。既製品(RIOだと3本で3960円!)に比べ、だいぶ安く上がりました。

フライの回転?

ある時、フライを交換しようと、ラインを手繰り寄せていると、リーダーが捻じれているのに気が付きました

『もしかして、フライが回転しているんでは?』

渓流でロングリーダーを使っていると、たまに起こるあの現象です。そういえば、フライを変えると不思議とキンクしにくくなることもありました。

フライも回せば

リーダーのキンクの原因がフライの回転だとして、これを解消するには、フライとリーダーの間も回るようにすればよいはずです。

クイックスナップとフライ
試しにリーダーとフライの接続部にスイベルを入れてみると。

キンクしない
ほとんどキンクしなくなりました。

でもなんだか、ますますルアーみたいになって、フライフィッシングから遠ざかっていくような気がします。

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