ダイワの透湿ウェーダーが意外にいい

4.5

去年の夏に購入したダイワの透湿ソックスウェーダー。デザインもいいし値段もお手ごろ。機能も豊富でなかなかの優れものです。

憧れの透湿ソックスウェーダー

はじめてのウェーダー

私が初めてウェーダーを買ったのはフライを始めた10年くらい前です。

リョービのブーツタイプで、一応、透湿でした。上州屋で1万円弱くらいだったかなぁ。ソールを張り替えたりしながら6年くらいは履いていました。

ホントはソックス(ストッキング)タイプが欲しかったんですけど、ロッドやリールやらでウェーディングシューズまで揃える余裕がなかったんです。

ゴアテックスは高い

ネオプレーンウェーダー(ドライタイツ)用に、シューズを買ったので、そろそろ、普通の透湿ソックスウェーダーをと思ってたんですが、ショップを探してもなかなかコレという物がない。

いい物はあるんですが高いんです。特にゴアテックス製

安物でも4万円弱。高いのだと10万近くするものもあります。ゴアテックスといえば防水透湿素材のパイオニアだし、今でも性能ではトップを行っているんでしょうから高いのは認めましょう。

でも、藪漕ぎでいつ破れるともしれないウェーダーに10万も出すのは相当勇気が要ります。

最近は防水透湿といってもゴアテックスだけではありません。各社からいろいろな製品が出ています。

私が初めて買ったリョービのウェーダーに使われている東レのエントラントもそうだし、フライ用ウェーダーでよく見るパズデザインのブレスシェードやリバレイのアクアマックスもそう。

ゴアテックスとの性能差も昔ほどではないようです。

ダイワの透湿ウェーダー

そんな時、よく行くショップで目に留まったのがダイワのスーパーブレスストッキングウェーダー(SBW-4000S)

ぱっと見、作りがよくて、同じ価格帯の他社製品と比べても明らかに違う感じです。特にバックルやサスペンダーなどの細かい部分。

試着してみたところ、ちょうどよかったんで、衝動買いしてしまいました。チェストハイで値段は2万円弱。色はタン。ちょっとカーキっぽいんですがフライっぽくていいでしょ。

※2016年1月に後継モデル『SBW-4001S』が発売されました。たぶん型番だけの変更かと思います。〔2016年2月 追記〕

※2018年12月に後継モデル『SBW-4002S』が発売されました。〔2019年1月 追記〕

※2022年4月に後継モデル『SBW-4003S』が発売されます。よりスリムになり、フロントのポケットがダブルになっています。定価は43,700円。〔2022年2月 追記〕

上半身

ポケット
ポケット。車のキーをいれるのに便利です。普段はウェーダーの内側に折り入れておきます。
サスペンダー
背中にフィットするサスペンダー。横の1本がズレを防ぎます。

ベルト部分

SBW-4000Sのベルト
サスペンダー部分と同じバックルです。ループの作りもしっかりしています。

足周り

SBW-4000Sのグラベルガード
ソックスの上にグラベルガード(スパッツ)が縫い付けてあります。フックを靴紐に掛けて止めるようになっています。
BW-4000Sとウェーディングシューズ
ライトウエイトWDシューズと合わせたところ。

BREATH ARMOR(ブレスアーマー)

スーパーブレスシリーズに使われている防水透湿素材はBREATH ARMOR(ブレスアーマー)というダイワ独自のものです。商品説明によると、藪漕ぎに強いみたいで、なんでも、小さい穴が空いても自己修復してしまうんだそう。

スーパーブレスストッキングウェーダーの使用感

透湿素材を自社開発(?)して、コストを下げた分、ディティールにこだわった製品という印象を受けました。

DAIWA スーパーブレスストッキングウェーダー SBW-4000S
1年間、ヘビーローテーションで使ってみましたが、今のところ特に問題はありません。

さすがに乾かさずに連用すると、ソックス部分が蒸れますが、これはストッキングウェーダーであれば、どれも同じじゃないかと思います。ゴアテックス製の高級品を履いたことがないので断言はできませんが。

値段もお手ごろで、透湿性能にこだわらないのであれば、ゴアテックスの廉価版(コスパモデル)よりは満足できると思います。

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