Zoff & Polawing SPX160 度付き偏光グラスのレビュー

ゾフのフレームとコンベックスのレンズで作った度付き偏光サングラスを、1シーズン使用してみてのレビューです。この記事を読む前に、ゾフとポラウィングSPXで度入りの偏光グラスを作ってみたを読んでもらうと、分かりやすいと思います。

自然、見やすい、そして軽い

使用レンズについて

レンズはコンベックスのPolawing SPX160 ライトコパー(度付き)。コーティングはHM-NC(ハードマルチ超撥水コート)です。

コーティングには、この他にハードコート(HC)、内面マルチコート、ミラーコートというのがあります。透過性能からいうと、HM-NC(ハードマルチ超撥水コート)が一番なんですが、目が透けてしまうので敬遠する人もいるみたいですね。

ゾフ&ポラウイングSPX160
私の場合、見た目より性能重視ですんで、当然、HM-NC

レンズのスペックについて

まずは偏光度。この値が高いほど、水面のギラつきを抑えてくれます。ポラウイングSPXでは、全シリーズ全カラーで99%

次に透過率。この値が高いほど光を通す、つまり明るく感じます。ただし、これは高けりゃいいというものではありません。状況によりけりです。ドピーカンでは透過率が低いほうが眩しくないですし、逆に、イブニングなどで暗いときは高いほうが見やすくなります。

SPX160(HM-NC)ライトコパーの場合、透過率は34%です。カタログでは37%となっていますが、これはSPXのスペック。SPX160はSPXに比べ、透過率が3%ほど落ちるんだそうです。直接、コンベックスから訊きましたんで間違いありません。

じゃあ、なんでSPXにしなかったの? という方は、4月の投稿をご覧ください。

使用フレームについて

フレームにはゾフのSMART2(ZJ31014_C-1)を使っています。素材にULTEM(ウルテム)を使用していて、柔軟で軽いのが特徴です。

ゾフスマート2のテンプル
樹脂製なんだけどチープさを感じさせないのと、なにより、フィット感がよいので、かなり気に入っています。

あと、枠(リム)が柔軟だと、レンズ外周に力が均等に加わるので、偏光フィルムに歪みが出にくいみたいです。輪ゴムでレンズを囲んでいるイメージですかね。コンベックスのお墨付きです。

ゾフスマートに行き着く前は、ZEALのFeizだとか、眼鏡市場のβチタンだとか、パリミキの形状記憶だとか、いろいろ迷ったんですが、このフレームにして正解でした。安いんで予算も浮いたし。

渓流釣りでの使用感

一言でいうと、かなり良いです。前に使っていた安物(オーバーグラス)とは比ぶべくもありません。タレックスなどの同等品と比べても遜色ないか、それ以上のレベルかと思います。

次の2枚の写真は、デジカメで普通に撮影した水面と、Polawing SPX160 ライトコパーを通して撮影した水面を比べたものです。

反射が抑えられて、かなり見やすくなっているのが分かると思います。実際の色味もこんな感じです。

普通に撮影した水面
普通に撮影

ポラウイングSPX160を通して撮影した水面
Polawing SPX160 ライトコパーを通して撮影

偏光性能について

申し分ありません。ポラウイングSPXでは全てのモデルで偏光度99%。これ以上のものはないんじゃないでしょうか。底石が、良く見えるので、偏光なしのメガネで渓流を歩くのが怖くなったほどです。

透過性能(明るさ)について

ライトカラーなのに晴天の日中でも十分使えます。イブニングでもそこそこ使えます。ただ、光量が落ちると、どうしても目が疲れてしまうので、ある程度暗くなったら普通のメガネにチェンジしています。

この辺はSPXをSPX160に変えたことが影響していると思います。SPXだと透過率がちょっと高くなるんで、日中はちょっと眩しく、逆にイブニングでの使用感はもう少しいいのかもしれません。

色(ライトコパー)について

多少赤みがかっていますが、ライトカラーなんでほとんど気になりません。かえって視界がマイルドになり、目が疲れません

私の場合、慣れると裸眼よりも自然に見えるくらいです。あくまで主観ですが。

軽さについて

レンズ、フレームともプラスチックなんで、十分軽いです。重いと疲れます。私の場合、普段もゾフのまったく同じフレームを使っているんで尚更です。

サイトマスターのガラスレンズというのは、ちょっと想像がつきません。度無しならまだしも、度が強くて厚みが出ると結構重くなります。万が一、ぶつけたときも怖いですしね。

オールラウンダーな1本

偏光レンズのカラーって結構悩みますよね。ポラウィングSPXだけでも14色ですし、タレックスやサイトマスターまで含めると、かなりの数になります。

本当は3本くらい作って、状況によって使い分けるのがベストなんでしょうけど、私の場合、財布の都合でなかなかそうもいきません。このクラスの偏光グラスを度付きで作ると、1本4万円はするんで、3本で12万円くらいかかってしまいます。寿命もそんなに長くはないですし、ちょっと考え物です。

とりあえず1本作ってみたいという方には、守備範囲の広いレンズをおすすめします。守備範囲が広いというのは、明るくても暗くてもそこそこ使えるという意味です。

私が今回選んだSPX160ライトコパーの透過率は34%。これってSPXのミドルブラウンと同じなんですよね。どちらかというとマズメ重視のカラーを選んだつもりだったんですが、SPX160にしたことで、偶然にもデイタイム寄りのオールラウンダーになってしまった訳です。

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