トラウトハンターのナイロンティペットが使いやすい

今シーズンから使っているトラウトハンターのナイロンティペットがいい感じです。

しなやかなのに張りがある

トラウトハンターのナイロンティペット

今回買ったのは、6X、6.5X、7Xの3種類。1スプール(50m)で1080円(税込)。

トラウトハンターのナイロンティペット
アメリカだと1スプールで850円くらい($6.95)なんで、ちょっと割高感がありますが、アクロンやバリバスなどの国内ブランド品よりは安いです。

実は日本製

トラウトハンターは米国のヘンリーズフォークにあるフライショップ。なんで、自前でナイロンラインを作れるわけはなく、これらのティペットも、当然、OEM品になります。

じゃあ、どこが作ってるのかというと。

実は、あのフジノライン(フジノナイロン)というウワサが。

トラウトハンターのナイロンティペットのスペック
ラベルにはMade in Japanの文字。丁寧に号数(#0.6)まで書いてあるのがありがたいです。向こうの人も号数って使うんですかね。日本独自の規格だと思っていました。

使いやすい工夫

頑丈なスプール
ポリカーボネイト製の頑丈なスプール。大きすぎないのもいいです。
スプールバンド
モビロン・ラバー製のスプールバンドが水の浸入を防ぎます。
サイズごとに色分け
サイズごとに色分けされているので、スプールを連結しても見分けられます。
スプールホルダー
スプールホルダーに通したところ。ちなみに、このホルダーは洗濯ばさみについていた紐です(笑)。

使用感

使った感じは、しなやかなのに張りがある。矛盾しているようですけど、そう感じます。

一般に、しなやかだとドリフト性能が、張りがあるとターンオーバー性能が良くなると言われています。この相反する2つの性能を両立したティペットといったら大げさでしょうか。

トラウトハンターのホームページによると、この他にも、結節強度と撥水性能に優れているようです。コポリマー(共重合体)を用いた製法に秘密があるらしいんですが、詳しいことは書いてありません。

もしかしたら、フジノラインのフローティングティペットで使われている特殊フローティングオイル・コンポジットと同じ製法なのかもしれません。

もしそうなら、本家に比べて、かなりお買い得。

たかがティペット。されどティペット。別に、東レの銀鱗でも釣れるっちゃ釣れるんですが、やっぱりフライにはフライ用が使いやすいですね。

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