8月下旬。山形県遊佐町の西浜キャンプ場でのファミリーキャンプの様子です。
山形県遊佐町
西浜キャンプ場
西浜キャンプ場は山形県の日本海側の最北に位置する遊佐町のキャンプ場です。キャンプサイトの隅にはコテージが並んでいて、併せて、西浜コテージ村・キャンプ場といいます。
周辺には遊楽里(宿泊研修施設)、あぽん西浜(温泉施設)、マルチドーム「ふれんどりぃ」(スポーツ施設)などがあり、いずれも公設民営の公共施設です。
前半ではキャンプ場の概要、後半ではキャンプの様子を紹介します。
マップ
受付で貰ったキャンプ場と周辺の地図です。クリックすると2本指で拡大できます。
駐車場
駐車場は1~4の四か所あります(マップ参照)。1と2は管理棟の北隣、3は南隣、4は管理棟から400mくらい離れたところにあります。1はコテージ専用、2~4はキャンプ専用です。海水浴シーズンは有料(普通車の場合は500円)になります。
駐車場3の様子。海水浴シーズンを過ぎているせいか、あまり混んでいません。奥に見えるのが管理棟(受付)です。松林の奥にテントが見えますね。
受付
管理棟(受付)の様子。
キャンプ場の利用料は1人1泊、大人(中学生以上)が800円、小学生が500円、未就学児が無料です。レンタル品の受け渡しもここで行います。
テントの他、イス、ランタン、バーベキューコンロがレンタルできます。鍋、飯盒などの調理器具、食器、寝袋、マット、タープのレンタルはありません。
サイトは林間のオフロードなので、リヤカーではなく、猫車です。
キャンプサイト
全てフリーサイトです。道路で囲まれた広い松林の中にテン場を探します。
サイトへの車の乗り入れはできませんが、荷物の積み下ろし時に限り、道路に停めることはできます。
なので、道路沿いが人気です。奥まったところだと、猫車を借りるなどして、荷物を運ばなければいけないわけです。
一部にはこのような照明があります。
注意書きの看板。現在は花火だけでなく、焚き火も禁止です。直火、焚き火台使用問わずです。
コテージ
コテージの様子。全部で6棟あり、道路沿いに並んでいます。利用料(1棟1泊)は4人用が12,000円、6人用が17,000円です。キッチンだけでなく、エアコン、テレビ、冷蔵庫など家電一式が揃っています。
吹浦漁港の裏側にあり、西浜海水浴場に行くには、キャンプサイトよりアクセスがいいです。風呂もついているし、海水浴シーズンだと予約がすぐ埋まってしまうのもうなずけます。
ちなみに、西浜キャンプ場にバンガローはありません。
炊事棟
炊事棟はAとBの二か所あり、どちらも管理作業道路沿いの月光川側にあります。
炊事棟Aの様子。Bも同じくらいのサイズです。結構広いです。
長いシンク。反対側にもあります。
無料のガスコンロ。業務用で着火装置が無いので、チャッカマン必須です。
サニタリー
トイレの様子。新しくはありませんが綺麗です。
管理棟にあるコインランドリー。連泊でも安心です。
管理棟にはコインシャワーもありますが、海水浴シーズン以外は使えません。
温泉
管理棟から350メートル(徒歩5分)ほど行ったところにある日帰り温泉施設『あぽん西浜』。営業時間は朝6時から夜9時30分まで。ただし、受付は夜9時で終了です。月曜日が休みのことが多いです。
隣にある遊楽里でも日帰り入浴が可能ですが、入浴できる時間は、男性が午後1時~午後3時、女性が午前10時~午後3時になります。
避難
海辺のキャンプ場で怖いのは津波です。万が一のことも考えて、避難場所を確認しておいた方がいいです。
海抜は4.5m。
津波の避難場所にもなっている湯楽里。7階建てのビルです。
遊ぶ
キャンプ場のすぐ脇を流れる月光川。釣りもできますが、河川なので遊漁券が必要です。平成16年(2004年)から平成20年(2008年)まで行われていた鮭釣り(有効利用調査)の会場はこの辺だったようです。
吹浦漁港の様子。海釣りで人気のエリアです。アジやキスの他、シーバスも狙えるそう。
西浜海水浴場の様子。海水浴シーズンは7月中旬~8月中旬です。
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