フライの沼は、まだまだ深いのでした。
竹竿を作ってみよう
4つ目の要素
よく、フライには、フィッシング、キャスティング、タイイングの3つの要素(楽しみ方)があると言われますが、まだあるんですね。
それはクラフト。
中でも釣りに直結するのが、ロッドメイキングです。
フライを初めて17年目にして、これに挑戦してみようというわけです。
なぜ今なのかというと。
一つは、自分の釣りのスタイルが固まってきて、それに適したロッドが思い描けるようになったこと。
もう一つは、満足に作れるようになるまでには時間がかかるだろうから、年齢的にも、始めるなら今しか無いだろうという理由からです。
バンブーで
始めは、ブランクキットから入った方が、無難なんでしょうけど、私は、最初からバンブーのフルビルドに挑戦してみようと思います。
数年前に購入した『フライロッドを作る本』。
バンブーロッドメイキングの魅力は、なんと言っても、ブランクから自分でデザインできること。これは、カーボンやグラスでは、ほぼ無理なことです。(素人でも、よほどの情熱があればできるかもしれませんが。)
なるべく安く
バンブーロッドメイキングの道具類は高価で、相応の出費を覚悟しなくてはいけません。
とは言え、同じロッド沼にハマるのならば、既製のロッドをあれこれ買うより、作った方が安く上がるだろうという、よこしまな(?)思いもあります。
新シリーズ『気長にバンブーロッドメイキング』では、
1.自作できる道具は自分で作り、なるべくお金をかけない。
2.狭い部屋でも安全に。
をテーマに、最初の1本を作り上げることを目指します。
フライを始めた頃は、自分で竿を作ってみようなんて、思いもしなかったんだけどなぁ。
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