なんとなく行ってみた近くの川でいい釣りができました。場所は自宅からほど近い山形県内陸部の某河川。前から気になってはいたんですが、入るのは初めてです。
意外な川
日並がよく、先行者もいない
この川。地元でも、あまり話題に上ることがないマイナー河川。中流部には昨年の解禁直後に下見に来たことはあったんですが、上流部には来たことがありません。
ドライに反応がないのでニンフで釣り上がります。ちょっと増水してて川幅も広くないのでなかなかテクニカル。日曜日の午後にも関わらず、先行者の形跡がありません。昨日も入ってないっぽい。
少し上ったところで出た25cmくらいのイワナ。これくらいのサイズが立て続けに釣れました。昨日までと打って変わっての陽気で、活性が高いみたいです。
飽きない渓相
大場所はないんですが、渓相に変化があってなかなか面白いコースです。
PM5:30頃、小さめの淵のヒラキに石が突き出ている好ポイントに差し掛かったんですが、右岸から太い木が真横にせり出していて、かなり難しそう。上に回ると気づかれそうだったんで、引っ掛けるのを覚悟で、真下からサイドキャスト。
ダブルニンフだったんですが、奇跡的に木の下をすり抜けて石の1mくらい上に入りました。
マーカーが石裏に差し掛かった直後、スポッっと明確な当たりが。
釣れたのは良型のヤマメ。反射的に上に合わせてしまい、ラインが木に引っかかってしまいましたが、何とか取れました。
山岳渓流の装い
上の方に来ると勾配がきつくなって岩が多くなってきました。初めて入る川なんで出渓点が分からないんですが、引き返さずに強行。日が傾き始めたんで急いで上ります。
かなり水が多く、ほとんどポイントがありません。そんな中、流芯の脇にいかにもイワナが付いていそうな弛みがあったので、岩にしがみ付きながらキャスト。
やっぱり居ました。残念ながら尺ではありませんでしたが、この日最大となる28.5cmのイワナ。
時計を見ると午後6時。左岸に出渓点を見つけたんですが、もう少し上ってみます。
最後に堰堤で
急勾配のポイントを過ぎると、奥に堰堤が見えてきました。予想通り、水量は、かなり多め。
何とかプール下に移動し、マーカー下を少し長めにしてキャストすると1投目でヒット。入れ食いとまではいきませんが、ここだけで10匹近く釣れました。粘ればまだ釣れたでしょうが、初めての渓なので、安全のためPM7:00で納竿。
ここ最近、置賜野川、最上白川、小国川と、有名河川で撃沈していただけに、いいストレス発散になりました。
気合を入れて遠出するといい釣りができず、近場のマイナー河川にぶらっと行ってみるといい釣りができる。
今シーズンは不思議とこんなのが多いです。
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