合間に小さいのも釣っているんで、正確に言うと連発じゃないんですが。
山形県某川
渇水の渓流
6月最後の土曜日。気温は32度です。平地の川だと熱中症が怖いので、イワナを釣りに涼しい山岳渓流に向かいます。
梅雨に入っても、あまり雨が降らないせいで、かなり渇水しています。
エアロパラシュート
最近、出番が多いのがこのフライ。
バリバスIWI S-2000の10番に巻いたテレストリアル。前に紹介したフライの改良版で、勝手にエアロパラシュートと呼んでいます。
ボディの上にエアロドライウイングを被せてあるのと、ティンセルの下にフォーム材を仕込んであるので、よく浮きます。
1匹目
小さな淵を上から覗くと、尺イワナ同士で縄張り争い中。
気づかれないようにしばらく観察していると、負けた方は岩陰に隠れてしまい、勝ち残った方が定位しています。
頃合いを見計らって、エアロパラシュートを落としてみるものの、微動だにしません。
フライを変えようか迷ったんですが、思い切ってもう一度落とすと、少し間を置いてから、まるでスローモーションを見ているかのように、ぬーーーっと近づいてきます。
フライを咥えたのを確認して、一呼吸置いて合わせると上手くフッキング。すぐ真上からのサイトで面白かったです。
2匹目
直後の落ち込みで、エアロパラシュートを見切られてしまったのでフライを小さいものに交換。
TMC212Yの13番に巻いたアンパラです。ボディはピーコックハールのぐるぐる巻き。昔はバーニッシュでハードシェルにしていたんですが、固まるのに時間がかかるのと重くなるのであまり作らなくなってしまいました。
先程、見切られたポイント近くに入れてみると。
今度は一発で食いついてきました。やっぱりアリも効くなぁ。
3匹目
フライを木に引っ掛けてしまったので、ちょっと休憩。好ポイントが続くせいか集中力が切れてしまったみたいです。
気を取り直して、次の淵のど真ん中にエアロパラシュートを入れてみると。
今日一番のサイズ。このあたりはポイントごとに大きいのがついているみたいです。
時計を見ると午後5時。まだ先はありますが今日はここまで。数も出たし、お腹いっぱいです。
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