ゾフとポラウィングSPXで度入りの偏光グラスを作ってみた

4.5

やっと買いましたよ。度付きの偏光グラス。

しばらくオーバーグラスという眼鏡の上にかぶせるやつを使っていたんですが、暗め1色しか無いため、肝心のイブニングで使えず困っていたんです。眼鏡だと偏光グラスの選択にほんと困ります。普段からコンタクトレンズの人は問題ないんでしょうが。

だったら、釣りのときだけでもコンタクトにしろよと言われるかもしれませんが、私はコンタクトが苦手。異物感がダメなのと目がすごく疲れるんです。

度付き偏光サングラスにもいろいろある

度付きのサイトマスター

最近はサイトマスターでも度付きを作れるんですね。レンズはガラス(タレックス製)なんで、歪みが出にくくプラスチックレンズに比べ、その分、見やすいのかもしれません。寿命も長くなるでしょう。

でも、フレームが大きいと重くなります。普段の眼鏡でプラスチックレンズを使っている方はだいぶ重く感じるんじゃないかな。

特に、私はど近眼予備軍なので、ガラスはちょっと無理。

POLAWING SPXのライトコパー

偏光レンズのメーカーといえばサイトマスターでも使われているTALEX(タレックス)。あとはKODAK(コダック)くらいしか知りませんでした。

去年だったか、近くの上州屋で『度付き偏光グラス相談受注会』というのがありまして、見に行ったんですが、ここで扱っていたレンズがコンベックス社のPOLAWING(ポラウイング)SPX

聞き慣れない名前に最初は懐疑心満々だったんですけど、店頭で相談に応じていた池袋パールメガネのご主人がフライ暦ウン十年で、このレンズの開発にも関わっているという話を聞き、次第に興味が。

『イブニングが多いので明るい方がいい。』『一本で通すならオールマイティなのがいい。』ということで、薦めてくれた色が、ライトコパー

POLAWING SPX ライトコパー
メガネの上からだったけど、色がすごく自然それに明るい

透過率はHM-NC(ハードマルチ超撥水コート)で37%、HC(ハードコート)で33%。偏光度は驚きの99%。

うーん。これはいいかも。

しばらく買おうか迷ったんですが、巡回販売だったせいかフレームの品揃えがあまり良くなく、この時は断念。

Zoff SMART2 のフレーム

メガネをかけてプロレスをしているCMが有名なゾフ・スマート2。最後にフレームをグニャっとひねるやつです。

このフレーム。ウルテムという素材でできていて、柔軟で軽いのが特徴。なので、スポーツやアウトドアなどにも向くみたい。デザインが豊富で、値段もレンズ込みで9450円と安い。

まてよ、これ、偏光グラスのフレームに使えるんじゃないか?

気に入ったデザインがあったので店員さんに相談すると、わざわざコンベックスを扱っている他店に問い合わせてくれるという神対応。

結果、まあ大丈夫でしょうとのことだったので買ってみました。

Zoff SMART2 ZJ31014
試しにレンズをいれて作ってみました。

フレームだけ買うこともできますが、値段は同じだそうです。

ポラウイングSPXとSPX160?

それからしばらくして、楽天市場でPOLAWING SPXを発見。フレームと処方を送ると、レンズを入れてくれるらしい。値段は税別で、度付きのノーマルが20,000円。ハードマルチコートだと、プラス4000円。楽天ポイントが10%も付くみたい。

思ったより、高くなかったので、この店でつくることに。(池袋パールメガネさん。ごめんなさい。)

フレーム(Zoff SMART2 ZJ31014)とメガネデータを送り、いざ、購入という段階になって、問題が。

どうやら、ポラウイングにはSPXの他に、SPX160というのがあるらしい。

情報が少なく、どう違うのか、いまいち分からなかったので、コンベックス社に問い合わせてみました。

SPXとSPX160の違い
品名 形状 屈折率 厚さ 素材 光学特性 色特性 剥離
POLAWING SPX 球面 1.50 厚い CR-39 クラウンガラスと同等 開発のベース やや弱い
POLAWING SPX160 球面 1.60 薄い MR-20 CR-39よりは落ちる CR-39より2-3%濃くなる 強い

簡単に言うとSPX160の方が薄くて剥離に強いが光学性能は少し落ちるということ。値段はSPX160の方が6000円ほど高いです。

光学性能が落ちるといっても違いはごく僅かで透過率、偏光度のスペックはSPXと同じだそうです。

※再度コンベックスに確認したところ、SPX160はSPXに比べ透過率が3%程度落ちるんだそうです。〔2014年12月 追記〕

対応フレームについて

SPX160だとハーフリム(ナイロール)やツーポイントでも大丈夫ですが、SPXだとフルリムしか対応しません。フルリムというのはレンズの全周をリムが囲むの普通のフレームのことです。

ゾフ・スマート2のフレームはフルリムなのでSPXとSPX160どちらでも大丈夫。

厚さについて

屈折率が高いと薄くなります。Zoffのフレーム(ZJ31014)の場合、私の度数(SPH:-4.50 乱視あり)だと最厚部の厚さはSPXが6.1mm、SPX160が4.6mmになるそう。

コンベックスでは-3.00以上の場合、SPX160を薦めていますが、ショップによるとどちらでも作れるよとのことでした。

ハイカーブについて

スポーツタイプのサングラスフレームに対応したレンズもラインナップしているらしいですが、今回は普通のメガネフレームなんで詳しくは調べていません。

遠近両用について

PolaWing SPX160 PROGRESSIVEという名称で累進レンズ(遠近両用)も販売しているそうです。今はまだ大丈夫だけど、近い将来お世話になるかも。

普段の眼鏡に近いものを

最近、仕事や休日などのシーンによってメガネを着替えようという広告を見かけるのですが、私はまったく賛成できません。

メガネ歴が長い人なら分かると思うんですが、フレームが違っただけでも見え方が違って慣れるまで時間がかかるんですよ。

特に酷いのは球面と非球面。以前、着替え用にと薄型の非球面を衝動買いしてしまったことがあるんですが、頭がくらくらして全然使えませんでした。

なので、理想の度付き偏光グラスは、普段のメガネとまったく同じフレーム、形状、屈折率のものなんではないでしょうか。

私の普段のメガネ

すっかりゾフが気に入ってしまった私は、偏光グラスのフレーム用に購入したメガネとまったく同じもの(Zoff SMART2 ZJ31014)をもう一本作り使っています。

標準レンズなので球面で、屈折率1.55

普段のメガネに近いのは

この屈折率1.55というのは、数字だけ見ると、SPXとSPX160のちょうど中間。なので、ちょっと強引ですが、どちらを選んでも普段のメガネとの差はあまり変わらないと考えました。専門的にはアッベ数や色収差やらが関係し、そう単純ではないらしいんですが。

レンズの形状は普段のメガネ、SPXとSPX160、どれも球面なので問題なし。

本当は屈折率1.55のラインナップがあればいいんですが、ここは妥協。

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