バーモントカレー(甘口)に飽きたお父さんに。
辛くないスパイスカレー
タクコカレー
朝、NHKのおはよう日本を見ていると、タクコカレーなるスパイスカレーが紹介されていたので(※)、キャンプ飯に取り入れてみることしました。
※NHK おはよう日本 まちかど情報室『食が進むスパイス活用術』(2021年6月28日放送)
発案者の印度カリー子さんによると、タクコとはターメリック、クミン、コリアンダーの略だそう。辛いスパイスが入っていないので、子供でも食べられるというのがミソ。
まちかど情報室のレシピが公開されていなかったので、同じNHKのらじるラボに載っていたものをリンクしておきます。
時短化
タクコカレーに限らず、スパイスカレー作りは、玉ねぎを炒めるところから始まります。
いわゆる、あめ色玉ねぎというやつで、私が家でスパイスカレーを作るときだと、中華鍋を使って強火で15分くらいかかります。
これをキャンプでやるとなると、かなり大変なので、らじるラボでのレシピを参考に、事前に準備しておくことにしました。
家で作っておいた鶏もものマリネ(左)とグレイビー(右)。大人二人、子供一人の3人分です。
鶏もものマリネ
材料
鶏もも肉 300g
ターメリック(パウダー) 大さじ1
クミン(パウダー) 大さじ1
コリアンダー(パウダー) 大さじ1
プレーンヨーグルト 200g
塩 小さじ1
- 鶏もも肉を一口大にカットし、ジップロックに入れて冷凍しておく。
- キャンプ出発時に、プレーンヨーグルト、パウダースパイス3種、塩をよく混ぜたものを加え、軽く揉む。
グレイビー
材料
油 大さじ2
玉ねぎ(大) 1個
塩 小さじ1
トマト缶 200g
水 50cc
にんにく 1かけ(みじん切り)
ショウガ 1かけ(みじん切り)
- みじん切りにした玉ねぎに塩をもみ込み、焦げないよう注意しながら、茶色くなるまで強火で炒める。
- 玉ねぎを平らに慣らし、水を加え、水が無くなるまで加熱する。
- あめ色になった玉ねぎを鍋の端に寄せ、開いたスペースに油を少し入れ、にんにくとショウガを炒める。
- トマトを加え、材料を全て混ぜ合わせ、水分がなくなるまで炒める。
- ジップロックに入れ、冷凍しておく。
あめ色玉ねぎの作り方は水野仁輔さんのやり方を参考にしています。以前、YouTubeに動画があったんですが、今は無くなっていますね。
印度カレー子さんによると、あめ色玉ねぎにトマトを加えて炒め、さらにパウダースパイスを加えて混ぜたものをグレイビーといい、冷蔵だと5日くらい、冷凍なら1か月もつんだそうです。
今回の時短アレンジでは、パウダースパイスをグレイビーの方ではなく、鶏もものマリネの方に入れてあります。
キャンプで
クーラーボックスに入れて持ってきたグレイビーと鶏もものマリネは、夕方ごろには解凍されています。
キャンプでやることはたったの3ステップ。
グレービーと鶏もものマリネを鍋に開け、鶏もも肉が白っぽくなるまで炒める。
水を200ccくらい加えてよく混ぜ、15分くらい煮る。
最後に、味見をしながら塩を適量加え、完成です。
アルミパーソナルクッカーセットのみで、作って、盛り付けてみました。
3種類のスパイスしか使わないので、本当に美味いのか半信半疑だったんですが、十分、美味しかったです。
子供も大人も満足できる便利なレシピですね。
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