11月の荒雄川で大きなニジマスを釣る

先週に続き、荒雄川の大型レインボーをウエットフライで狙ってみました。

霜月の虹

荒雄川(あらおがわ)

宮城県大崎市の荒雄岳を源とし、石巻湾付近で旧北上川に注ぐ江合川(えあいがわ)。この川の上流部が荒雄川です。

荒雄川というのは正式な名称ではないため、江合川との明確な境界はありませんが、荒雄湖(鳴子ダム)より上流を荒雄川、下流を江合川とすることが多いようです。

特別遊漁区域

荒雄川の特別遊漁区域(谷地大堰堤から湖畔公園下階段堰堤)では11月末まで釣りができます

荒雄川
轟堰堤より上流がルアー・フライ区間、それより下流はエサ釣り区間になります。どちらの区間も、釣っていいのはニジマスとウグイのみで、キープは不可(キャッチ&リリース)です。

特別遊漁区域が適用されるのは10月1日からで、3月1日から9月30日までのC&R区間の区分けとは異なるので注意が必要です。詳しくは鳴子漁協のホームページを御覧ください。

荒雄川の日釣り券
日釣り券は1000円。鳴子温泉のセブンイレブンで購入しました。クレジットカードやNanacoでも買えるので便利です。

昨日の雨で

ここに来るのは、先週の土曜日に続き、今シーズン2回目です。 時々晴れ間が覗く曇り空のなか、百目木橋から上流を見渡すと。

百目木橋の上流
昨日の雨のせいか、かなり増水してます。釣り人はあまり見えません。ウェーディングも大変そうだし、今日はあまり無理をしないでおきます。

フックを変更

3年ぶりとなった先週の釣行は残念ながら坊主に終わってしまいました。

伸されたフライ
ラストに大きいのがかかったんですけど、針が伸されてしまったんです。やっぱファインワイヤーじゃだめですね。寒河江じゃ全然使えたんだけど。

そこで、今回はフックを太軸に変えてみました

ウエットフライ
バリバスのウエット用フック2410Vの8番。2X Heavyなので、よっぽど大きいのじゃない限り、多分大丈夫でしょう。

リーダーはドライ用(5X)の余り物じゃなく、新品のアクロンスタンダードの3X 12ftのバットを切り詰めて使用。最近まで、アクロンとバリバスでウエット用リーダーが売られていたようなんですけど、どちらも廃番になったみたいです。

ティペットも4X(1号)のナイロンから、1.2号のフロロに変更。4Xだとドロッパーが絡んでしまうんですよね。

大型レインボー

増水のため、流れの緩いところに狙いを絞って釣り下るも、まったくアタリなし。開始から1時間が経ち、今日もだめかなと諦めかけていたところ。

40cmオーバーのニジマス
ドロッパーの赤いフライにまあまあのサイズがかかりました。久しぶりの40cmオーバーです。体高もあってズッシリ。どうやったらこうなるのか、フックが下顎を完全に貫通しています。太軸でも結構刺さるもんですね。

昼をはさんで釣行再開。少し下ったところにあるプールをアップクロスから流し、ピックアップしようとしたところ、底の方から、なにやら魚影が。

あまり引かないし、さっきのよりは小さいかなと思って釣り上げてみると。

50cmオーバーのニジマス
迫力の50cmオーバーでした。渓流用の小さいネットしか持っていないんで、取り込むのに一苦労。ホントは砂の上での撮影はNGなんですが、増水で適当な場所がなかったんで勘弁。

今日の釣果はこの2匹だけ。でも、大きいのが釣れたんで満足です。放流魚とはいえ、11月にこんなニジマスとファイトできるなんて、さすが超がつく人気河川だけのことはありますね。

次は60cmオーバーを釣りたいなぁ。

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