最近の通販詐欺サイトはよくできています。私も先日、危うく引っかかりそうになりました。釣りが好きな人に悪い人はいない。これを騙そうなんて悲しいですね。
※私が善人だというわけではありません。
通販詐欺サイトの今昔
昔の見分け方は通用しない
最近の通販詐欺サイトの特徴を見る前に、ちょっと昔の情報を見てみましょう。
公益社団法人日本通信販売協会(ジャドマ)が出している『怪しいサイトの見分け方』という注意書きがあります。作成日は載ってないんですが、たぶん2~3年前(2012~2013年頃)のものかと思います。ごちゃごちゃいろんなことが書いてありますが、バッサリ要約すると、詐欺サイトの特徴は次の3つ。でも、この頃の見分け方はもう通用しないようです。
連絡先が不明
住所、電話番号、会社名、代表者などが載っていない。載っていても実在しない。
文章が不自然
日本語に外国人が書いたような不自然さが見られ、所々に旧字体などの変なフォントがある。
価格が大幅に安い
一般に流通している価格より大幅に安い価格になっている。
私が買おうとしたウェーディングシューズは、まるで他店の価格調査でもしているかのような、絶妙な値引きでした。廃盤直後の旧モデルだっただけに、つい引っかかりそうに。
通販詐欺サイトを見分ける方法(最新版)
これまでの見分け方が通用しないとなると、いったいどうしたらいいのか。今回の件で気がついた最近の詐欺サイトの特徴は次の3つです。
見た目は楽天風
実在する楽天の通販サイトをそのままコピーしている。
詐欺サイトのハードコピーでも載せたらいいのかもしれませんが、見た目がそっくりで、被害を受けているショップに迷惑がかかるかもしれないので止めておきます。
バナーリンク切れ
トップページに貼られているバナーリンクが無効。
住所の入力順が逆
注文画面での住所の入力順が普通の通販サイトと逆。
不覚にも注文画面にまで行ってしまった私は、この時点で詐欺に気づきました。
通販詐欺に遭わないために
この見分け方は、あくまで私が気がついたものであって、万能ではありません。2~3年もすれば通用しなくなるでしょう。
ネット通販詐欺に引っかからないために最も大事なのは、少しでも怪しいと思ったら買わないことです。
どうしても欲しいのであれば、先ず、サイトに電話やメールをしてみましょう。連絡がとれないようであれば、詐欺サイトでほぼ間違いありません。
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