今シーズンの釣果を集計してみました。マメな人なら、当たり前のことなのかもしれませんが、ズボラな私は今回が始めてです。
釣りの上達度を測るには
年間で何匹?
先ず、今シーズンの釣果(匹数)を数えてみます。
対象魚はイワナとヤマメ。釣法はフライフィッシングのみ。C&R区間は含みますが、管釣りは含みません。
結果、144匹でした。月別、魚種別に集計すると、次のようになります。
魚種 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
イワナ | 1 | 14 | 33 | 12 | 9 | 46 | 115 |
ヤマメ | 0 | 0 | 10 | 9 | 3 | 7 | 29 |
合計 | 1 | 14 | 43 | 21 | 12 | 53 | 144 |
仕事の都合で、出足がちょっと遅れたのと、雪代期はエサ釣りも試していたんで、4月はちょっと寂しい結果になりました。
でも、年間の匹数でみると、自己最高なのは確かです。釣果を数え始めたのが、今シーズンからなんで、過去9年のデータはありませんが。
釣行日数でみると
匹数だけだと釣行日数を稼げば伸びるんで、釣りの腕を測るのにはちょっと無理があります。そこで、匹数を釣行日数で割ってみることにします。
今シーズンのフライ釣行日数は35日。これで匹数を割ると、144÷35≒4.11。1日あたり4匹強といったところですね。
月毎に集計すると、次のようになります。単純化するためにイワナとヤマメをいっしょくたにしてあります。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
匹数 | 1 | 14 | 43 | 21 | 12 | 53 | 144 |
日数 | 2 | 5 | 9 | 6 | 6 | 7 | 35 |
匹/日 | 0.50 | 2.80 | 4.78 | 3.50 | 2.00 | 7.57 | 4.11 |
新規探索が多かったことを考えても1日4匹というのは、ちょっと寂しいですね。坊主も8日ありましたし。
あるエキスパートは、1日に100匹釣ることも珍しくないそうです。それを考えるとまだまだひよっこです。
釣行時間でみると
釣行日数での集計にも問題があります。それは、丸一日釣り歩いても、仕事帰りにチョイ釣りしても、同じ1日として計算してしまうからです。
そこで、考えたのが釣行時間(h)で匹数を割る方法。横文字で、CPH(catch per hour)とでもしましょうか(笑)。
何をもって釣行時間とするのかが重要ですが、一応、川で竿を出してから仕舞うまでということにしてあります。移動する場合でも、高巻きなどで同じ区間を移るときは釣行時間に含め、川を変えたり、同じ川でも、区間を変えるときは含めていません。
とはいっても、かなり、大雑把なものです。今シーズンは、記録していない日もあったくらいで、写真の撮影時刻などから、なんとか割り出しました。
これをせっせと、表計算ソフトに入力して、集計したのが次の表です。
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
匹数 | 1 | 14 | 43 | 21 | 12 | 53 | 144 |
時間(h) | 3.50 | 25.50 | 32.00 | 22.50 | 20.25 | 23.50 | 127.25 |
CPH | 0.29 | 0.55 | 1.34 | 0.93 | 0.59 | 2.26 | 1.13 |
釣行時間の合計は127.25時間で、1時間あたり1匹強。やっぱ、少ないですね。
とりあえずはCPHで
このCPH(時間あたりの匹数)。一見、単純ですが、釣りの上達を測る指標として、そこそこ使えるんじゃないでしょうか。匹数の他に、釣りの開始と終了時刻をメモっておくだけなんで、そんなに手間もかからないですし。
同じような指標として、もっと細かく、CPC(キャストあたりの匹数)というのも思いついたんですが、いかんせん、手間がかかりすぎます。
無駄なキャストが少ないというのも、上級者の条件ですので、測れさえすれば面白いとは思いますが。ロッドに万歩計でもつければ、可能ですかね(笑)。
条件によってレートを調整すべきか
渓流釣りは自然そのものが相手なんで、実力以外の条件が成績に及ぼす影響は、球技などに比べて大きいと思います。
かといって、条件が悪いときにポイントを加算するというのも違う気がします。例えば、マズメの時間帯は日中に比べ釣りやすいんで減算するとか、先行者がいれば倍にするとか、新規の川では1割り増しするとか。
これは、野球の打率を考えてみても明らかです。初めて対戦するダルビッシュが相手なんで、打者に有利にレートをチューニングするなんてことはないですしね。
釣りも、一応スポーツなんで、野球やゴルフのように、実力を表す指数というのが、もっと出てきてもいいと思うのは私だけでしょうか。
サイズの評価をどうするか
釣りの実力を表すのは匹数だけではありません。サイズも重要です。
本当は、1匹1匹サイズを計測してメモっておけば、もっと複雑な評価もできるんでしょうが、リリース派にとっては、手間が掛かり過ぎて、釣りどころじゃなくなります。キープ派なら、持ち帰ってから測れるんですけどね。
渓流では尺というのが、ひとつの指標になります。
なので、私は尺以上の場合のみ、他の釣果とは分けて、その数を控えておくようにしています。野球にたとえると、CPHは打率。尺超えはホームランといったところでしょうか。
今シーズンの尺超えは、恥ずかしながら、イワナ1匹のみでした。やっぱ、まだまだですね。
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