ウェーディングシューズの紐にアウトドアロープ

今年で4シーズン目になるリトルプレゼンツのライトウエイトWDシューズ。シーズンに備え、靴紐を交換しました。

ライトウエイトWD ひも交換前交換前
ライトウエイトWD ひも交換後

交換用の丈夫な靴ひもを探す

付属の紐は弱い

ライトウエイトWDに付属していたヒモは2年ほどで被覆がはがれ、芯が出てしまいました。

この紐、普通のトレッキングシューズの紐とほとんど変わらないんですよね。これじゃあウェーディング用にはちょっと弱すぎです。釣行が多いと、すぐダメになります。

あと、少し長い。長いと踏んでしまって、余計に寿命が短くなってしまいます。

靴自体は4年ももっているんで、ちょっと残念です。

しばらく我慢して履いていたんですが、一昨年のシーズン中、とうとう切れてしまったので交換することに。

切り売りのアウトドアロープを試す

近くの釣具屋に交換用の靴紐を買いに行ったんですが、適当なものが売ってなく、帰ろうとしたとき偶然目に止まったのがこれ。

アウトドアショップのロープ売り場
アウトドア用のナイロンロープ。

触ってみるとゴツくてかなり丈夫そう。しかも切り売りで安い。

これは靴紐に使えるかも。ということで、ちょっと太めの直径4mmサイズを4メートル購入。

適当な長さに切ってから、店主に言われたとおり、先端をライターで軽くあぶって先端を固め、靴に通して完了。

これで万事オーケーのはずが、しょっぱなから問題が。

この直径4mmというサイズ。ギリギリ紐穴に通る太さだったんですが、太すぎたらしく、堅くて結びづらいんです。

あと、ライターだけでは処理が甘かったためか、すぐに先端がボロボロになってしまいました。

ほつれたロープ
2ヶ月くらいでこの状態。

もっと細く。先端処理を確実に。

そこで今年は一回り細いロープ(φ3.5mm)を買い、先端の処理を念入りにすることにしました。

ロープを切る
1、適当な長さに切ります。
ロープを炙る
2、先端をライターで炙ります。
ロープを整える
3、冷えて固まる前に、整形します。
ロープを固める
4、先っぽにウェーダー補修ボンド2を塗りこみました。

ポイントは耐水ボンドを塗りこんだこと。ドライタイツの修理で余っていたやつです。これで先端がバラけるのを防げる(はず)。

最後に念には念を入れて、防水スプレーをたっぷり吹きかけておきました。ご存知の通り、ナイロンは吸水性が高く水に弱いんで。

これでダメだったら来年は素直に靴紐を買います。というか、靴の方がどのくらい持つのか心配。

※シーズンを通して(100時間以上)使用してみましたが、解れもなく、まったく問題ありませんでした。来シーズンもこれで行きます。〔2014年12月 追記〕

やっぱり、付属の紐がいいという方に

リトルプレゼンツからラウンドシューレースIという交換用の靴紐が出ていました。ライトウエイトWDシューズに付いているものと同じらしいです。

ライトウエイトWDのヒモ。おすすめの長さと通し方、結び方

靴紐の長さ

US9サイズの場合は、180cmくらいが丁度よかったです。長すぎると紐を踏んでしまい、緩む原因に。

紐の長さを決めるときは、ウェーダーを着たうえでシューズを履きましょう。靴下だけで決めようとすると、かなり短くなってしまいます。

通し方

甲の先端にループがあるので、基本、アンダーラップになるのかな。

この靴は一番上の紐穴の上に3組のフックがあります。ここの通し方がよく分からなかったので、トレッキングシューズ関連のサイトを参考にアレンジしてみました。

通し方1
1、一番上の紐穴までアンダーラップで通した状態。
通し方2
2、フックにかける前に2回よじります。
通し方3
3、一番下のフックにかけます。方向は上から下。
通し方4
4、紐をクロスし上の2組のフックにも同様にかけたら、また2回よじります。

結び方

通し方(写真4)の続きです。偶然、ネットで見つけた結び方なんですが、名前はわかりません。

普通の蝶々結びに比べると、断然、解けにくいです。紐の長さもこのくらいだったら踏むことはないでしょう。

通し方5
5、最後の締めの直前まで蝶々結びをします。
通し方6
6、中心に出来た輪のなかに左側のループをもう一度くぐらせます。
通し方7
7、くぐらせ終わった状態。
通し方8
8、締めるとこんな感じになります。

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