高巻きで足がすくんでしまう人におすすめ。
渓流釣りの安心装備1
輪っか状の紐
ロックエンパイアのダイニーマ・スリング(150cm、12.0mm)。重さは70g(実測)。
スリング(シュリンゲ)とはクライミングなどで使われる、輪っか状の丈夫な紐です。
ナイロン製とダイニーマ製があるんですが、ダイニーマ製の方が水に強く、沢登りで好んで使われるようです。
強度は22kN。これは、8mm幅でも10mm幅でも変わりません(※)。チェコ製なんですね。
※幅広の方が手に食い込みにくく、痛くないです。
手がかりに
4年前に怪我をして以来、高巻きや急登で、滑って落ちるんじゃないかと、足がすくんでしまうことがあります。
渓流で滑って指を折る
右手人差し指の付け根(第2中手骨)の骨折です。通いなれた渓流で足を滑らせ、岩盤におもいっきり突き指をしてしまったんです。
そんな時は、丈夫な立木にスリングを巻いて、手がかり(支点)にすれば、安心。
高巻きの際、木にラウンドターンで巻いたところ。片方を引っ張ると、スルスルっと簡単に回収できます。
ガースヒッチだと、もっと長くできますが、木に手が届かないと回収できません。
これらと、(木に半周まわしただけの)ツーバイトを、状況によって使い分けます。
軽いので、ベストにでも入れておけるし、一本だけでも持っておくと、何かと便利です。
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